林さんちの正体
「株式会社 林農産」という、お米、お餅、大豆を作る農業法人です。
昭和63年4月設立と、農業法人の中では、設立が早かった。
資本金 1000万円  総売上 8600万円
代表取締役社長林 浩陽(こーよー)
他、社員9名

全ての田んぼは、地域の方から預かっています。その面積約40ヘクタール
東京ドーム8個分って言われますが、1キロ×0.4キロの面積でお米と大豆を栽培しています。
ところが金沢市のベットタウンのため田んぼも小さくて農業には、適してはいません。
どっこい!だからと言って負けません!

経営基本理念
農業を通じて、豊かな生活を創造する
林さんちでは、お百姓の生活が一番、豊かな生活に近いと考えます。
その豊かな生活をこの時代に合った形で提供できないか、常に考えています。
あなたにとっての豊かさって何ですか?

社訓
農業補助金もらうなら税金払え
一般に、農業は弱い産業だから国が守ってあげなければならないと言う事で、補助金と言う名で色々な助成をしています。林さんちでは、親の代から農業補助金事業は受けるなという家訓があり、法人化してからも、それを守っています。したがって、営農資金は全額、自己資金と借入金です。でも、どうしても自然に入ってくる補助金もあるので、中毒患者にならないように、自らを律しています。林さんちが、まがりなりにも経営出来ているのは、 補助金中毒にならず、自主独立の気持ちがあるからです。おかげ様で法人税も支払えるようになりました。ようやく国道の真中を走れるぜ!

林さんちの目指すもの
都市部の棚田を守る
林さんちは、霊峰白山を望む加賀扇状地にあります。金沢市に隣接し、住宅街の真中で営農をしています。田んぼも小さく、大きな機械も使えません。こんな農業に不向きなところで、なぜ、やっているのか?それは、都市の中の農地も山間地の棚田と同じく、都市を守る多面的機能を要しているからです。最近、上流に住宅地が増え、洪水が増えました。さらに、身土不二という言葉があるように、地元の食材を旬に食べるのが一番なんです。都会の百姓も、どっこい生きているんです。そして一つ一つの面積が小さく、住宅地と混在した田んぼでの農業経営を成り立たせる為には、とにかく知恵を絞ることが要求されました。昭和58年に、林さんが、本田技研のデザイナーを辞めて就農してからは、当時は高価だったパソコンを購入し経営計画を行い、複式簿記記帳、餅加工開始、法人化(昭和63年)、マーケティング、インターネット販売等々を次々と行いました。結局、農業は、田んぼが大きいとか小さいとかじゃないんですね。
食と命の大切さを伝える
林さんちは、平成4年に農業で天皇杯をいただきました。詳しくは「封印された天皇杯受賞」にありますが、実は、そこであるトンでもないことをしでかし、そして気づき、「食と命の大切さを伝える」ことが私の志であると気づいたのです。それからは、農業を良くするのは、いろんな努力もしなくてはいけないけど、一番大事なのは、食育であると考え、いくつかの幼稚園、小学校でも稲作体験授業。林さんちの世界一分かりやすい食育授業を、年間30~50回行っています。最近では、幼稚園で教えた子供に小学校で出会うことも多く、さらに私の教えをしっかり覚えていてくれていることに驚きます。
子供達の稲作体験授業に出かけ、多くの質問が子供達からありますが、たった一つ、絶対に私が受けない質問があります。それは、「農業は、楽しいですか?」と言う質問です。愚問であることを子供達は直感的に感じるのでしょうね。今までで最高の質問は、「こーよーさんが授業に来るのは、自分とこのお米を売るためですか?」鋭い!

23世紀型お笑い系百姓
インディアンの酋長は、7世代後の事を考えて重要な物事の判断をするそうです。かつては日本人も、孫の世代の事を考えて暮していたそうです。今は21世紀、この時代に、農業や身土不二の大切さに気付いて生活している人は少ない。 ましてや、農業の時代が来ると信じて生活している人となると、もっと少ない。
皆さんもターミネーターという映画を知っていると思うが、主人公の女性は、未来に核戦争で人類が滅亡する事を世界でたった一人知っていて、それに備え準備をしているという設定である。林さんちも、たった一人とは言わないが、それと同様に、未来の食の危機に備えて活動をしていると考えています。
200年後の人類に、21世紀の日本人は何も分かっていなかったと思わせないためにも、林さんちに課せられた使命は大きい。しかも、チャーミングにやります。なぜなら、しかめっ面した人に誰がついてきますか?

そして最後に、世の中を変えるのは
「若者、よそ者、そしてバカ者である」
バカは地球を救うのである


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