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           林さんちのあぐらぐち物語 2011年 卯月1号
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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2011年   卯月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 今年の春は、晴れていても寒いですね。3回の種まき苗出しを終了しました。
それでも育苗ハウスの中は、ポカポカとして暖かいです。年度末、年度初めの
業務に振り回されているうちに、ハッと気づくともう4月も中旬に近くなって
来ました。もう田んぼに水を入れる時期になって来ると百姓の性か、ドキドキ
して来ます。でも被災した農家のことを考えると、米作りが出来る喜びは、な
にごとにも代えられません。

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  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ      ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ          ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・停電時のソーラー発電訓練

 林さんちには、ご存知のように11kwhのソーラー発電のパネルがありま
す。そのソーラーパネルには、外部コンセントが二つ付いています。設置の際
業者さんから外部コンセントを付けますか?と言われた時、そんなモノ付けて
もどうにもならないだろうと思いました。ソーラー発電は、当たり前のことで
すが、1日を通じ凄く変化をします。太陽の高さ、雲の量、気温、しまいには、
黄砂、杉花粉、ライスセンターの乾燥機のホコリと多くことに影響を受け一定
の電力をまかなうことは不可能です。そんなシロモノをあてに出来ないと感じ
たのです。通常は、それをパワーコンデショナーという機械で、発電量が変化
しても、余れば売電、足りなければ買電をして、安定した電力を得ています。

 しかしそれでも携帯電話くらい充電できると思い直して、外部コンセントを
設置してもらいました。設置場所は、工場の内部でも可能でしたが、あえて工
場の裏の外壁にしました。外ならドラムコードを引っ張って自宅まで延長可能
だと考えたのです。そして今回の東日本大震災の発生。多くの地域で停電によ
る辛い避難生活、そして福島原発の事故による計画停電。普段、何気なく使っ
ている「電気」ですが、無くなると「あれもダメ、これもダメ」と気づくこと
ばかりです。長男が盛岡市で被災した際、困ったのが携帯電話の充電。

 そんな時、ふとソーラー発電の外部コンセントのことを思い出しました。す
るとしばらくして施工業者から停電時のソーラー発電の利用についてお知らせ
が来ました。ネットで、検索してみると、多くの方が利用していることが分か
りました。1個の外部コンセントで1,500ワット使用可能なので、その範
囲で、携帯電話の充電、ラジオ、テレビ、ノートパソコン、照明、電気オーブ
ン、電気湯沸しポット、炊飯器、冷蔵庫等々は、十分可能です。さすがにエア
コンやコピー機は、無理なようでした。しかし中の記述で、やはり「練習」が
必要とありました。

 消防団においても、非常時に「頭で出来る」と思っていることと「体で覚え
ている」ことでは、まったく違います。そこで春の好天で絶好調で発電してい
るソーラー発電を使って訓練開始です。シャープの説明通り、コントロールパ
ネル横の「連携/自立」ボタンをプチ!と押します。さっそく画面が変わって、
自立させるパワーコンディショナーの指定と自立ボタンが現れます。その自立
ボタンを押して嬉しい顔して外の外部コンセントにラジオのコンセントを差し
てみましたが、ウンともスンとも言わない。あれ?ラジオ壊れているのかな?
と思いましたが壊れてません。再度、コントロールパネルの所に行き良く見る
と「運転」というボタンが出現していました。慌てて見逃したんですね。その
ボタンを押すと見事に、外部コンセントに電力を供給し始めました。

 ラジオは、バッチリ、それならと1250ワットの電気オーブンのスイッチ
を入れると見事に電熱線が赤くなりました。電気湯沸しポットも沸騰できまし
た。次に、一番、やばそうな電気モーターの使用で、電気ドリルを回してみま
した。これも問題なく回りましたが、負荷がかかっていないので実際の使用の
際、どうなるか不明です。となると日中、充電器で大型バッテリーを充電でき
ないのか?と考え始めます。ソーラー発電の最大の欠点は、太陽が出てないと
発電しないこと。やはり蓄電できるか否かが、勝負の分かれ目になると思いま
す。わずかの「明かり」でも灯せればそれが希望の光になるのです。

 しかし10mを越す津波では、ソーラー発電の設備もひとたまりもありませ
ん。北陸電力は、計画停電の地域でもありません。でもまずは、「備え」そし
て少しでも発電して原子力に頼らない生活に近づけることが、これからの我々
の生き方になると思います。長男が、1週間の被災生活から東京に帰って来て
から会った妻が「この平和ボケした石川県民めぇ~」と言わんばかりの「鬼の
ように節電している長男」を見て驚いていました。何があったか想像が出来ま
せんが、相当、身に染みた経験だったようです。今回の外部コンセントの件を
通じ、電気のある普通の生活をより感謝するようになりました。

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3、技術の進歩でリカバリー

 種まき3回目までの苗の搬出を終了しました。種籾の発芽具合は、例年に比
べやはり緩やかです。猛暑で胚芽が奥に入ったとか、休眠状態が強いとかいろ
いろ言われています。現在、詳しい原因を調査中です。しかし芽が出るには、
基本的には、100℃の積算温度というものが必要です。浸水した水槽の平均
水温が10℃なら10日、気温が高いと水温も高くなり積算温度も多くなりま
す。「催芽」と呼ばれる作業は、この時期の通常の水温10℃を一気に30℃
まで上げて積算温度を稼ぐ方法です。

 昔は、お風呂の浴槽で芽を出したものです。もちろんお風呂に入る時は、揚
げて入ります。林家のお風呂での催芽の時は、まだ種籾に農薬を使用していな
い頃だったので、良かったのですが、多くの農家では、農薬の薬液に浸けた種
籾をそのままお風呂に浸けて消毒していたと聞きます。豪傑?は、お風呂で直
接、薬液を作りその中に浸して消毒し薬液を流した後、その浴槽で入浴したと
のこと。昔は、農薬に対する意識がまったく低かったので、農家は、当たり前
のようにやっていたと思います。

 今年は、気温も低く積算温度も足りず、しかも芽が出にくい状況で、通常、
30時間もヒーターをかけて催芽すると芽が出るのに、40時間もかかりまし
た。午前9時ごろから催芽スタートだと40時間後は、深夜1時になります。
30時間だとちょうど午後の早い明るい時間に、芽が出るので余裕でヒーター
を切りお湯を水槽から抜き、冷たい水を入れてそれ以上、芽の出るのを止めま
す。しかし深夜ともなると、寝巻きで眠い目をこすりながら、何度も何度も芽
の状態を見るために、水槽から種籾を揚げてメッシュ袋を開けて、暗い照明で
かすかな芽の出具合を確認するのは、大変です。芽が出たと判断したら、今度
は、お湯を抜き水槽に水を満たすのですが、1000リットルの水槽二つを満
たすには、40分ほどかかります。夜中に水槽のある外に、暖かい家から出て
行ったり来たりは、結構こたえます。

 そんな苦労の末、芽をハト胸にするのですが、芽揃いが悪いのです。まだま
だ眠っている種籾も多く、さらに種まきした後も気温が低く出芽するか非常に
心配でした。しかし昨年、種まきの途中に購入した新型サーモスタットの威力
は、凄かった。気温が低いと出芽ヒーターと呼ばれる蒸気発生器で、ビニルシ
ートで囲った中で30℃に加温加湿しても、全体的には、温度が上がらないの
です。するとヒーターが頑張ってしまい温度が上がり過ぎて、苗を焼いてしま
うのです。その温度が上がり過ぎないようにコントロールするのが、サーモス
タットと呼ばれる機械で、コタツに使われているモノと同じです。

 昨年は、このサーモスタットが壊れてしまったのに、必要台数4台で24万
円と余りに高価なために、購入に二の足を踏んでしまいました。手動でやろう
としたのですが無理。おかげで苗をかなりの数、焼いてダメにしてしまい、遅
きに失したと思いましたが、途中で購入しました。すると以前のサーモスタッ
トに比べ、めちゃめちゃ高性能だったのです。昔のサーモスタットの温度調節
は、大雑把でしたが、新型は、実に小まめ。すると今まで、気温が低いと焼い
ていた苗が、ほとんど焼けなくなったのです。そして今年は、芽揃いも悪い、
気温も低いという悪条件にも関わらず、種まきの後の出芽の段階で、かなり追
いついてくれたのです。やっぱり技術の進歩って凄いですね。

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

            平成22年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ   161袋/365袋   44%   9月27日
普通じゃないコシヒカリ   246袋/490袋   50%   9月10日
普通のコシヒカリ     287袋/647袋   44%     9月10日
ハナエチゼン         123袋/245袋   50%    8月25日
ひとめぼれ         107袋/245袋   44%    9月  8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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