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           林さんちのあぐらぐち物語 2011年 皐月2号
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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2011年   皐月2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 ゴールデンウィークが終わって、ようやく作業請負のお客様の田植えが終了。
いよいよ林さんちのコシヒカリに突入しました。しかし今週に入ってお天気が
悪くて難儀しています。さらに子供達の米作りもスタートして予定表は、真っ
黒。ついでに消防の練習も再開して、こっちもファイヤーしています。でも林
さんちの田植えも市街地を突破してしまえばこっちのものです。これから一気
にペースアップします。

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  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ      ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ          ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・雨の田植えの意外な伏兵

 今週に入ってお天気が悪い。ゴールデンウィーク後半は、調子よく晴れて非
常に快適だったのだが一気に悪くなった。雨の中の田植えは、濡れるし寒いし
かと言って濡れないように着る雨合羽も動きづらいし蒸れるしと、作業環境は
晴れと比べようもない。植える苗に関しては暴風雨や低温でなければ問題がな
いので、人間が我慢して植えればよいのだが、そうもいかない事情もいろいろ
生まれるのが雨の田植えです。

 田植えの際、ハナエチゼン、ひとめぼれ、普通のコシヒカリは、苗を植える
だけでなく肥料を散布します。さらに作業請負の田植えの場合、農薬散布も行
う。この肥料や農薬の補給を雨の中で行うと雨で濡れて機械に詰まるのです。
特に昔の田植え機の肥料散布機は、よく詰まりました。パイプ掃除用の長い針
金の先にブラシが着いた道具で、頻繁に掃除をしてやりますが、結局、その道
具が濡れてしまうので逆効果。どんどん肥料カスが溜まって詰まります。その
度に、警告灯が点いてストップです。でも警告灯が点いて気づけばまだマシで
詰まったまま田植えをして、稲が育って来て縞模様なんてこともよくありまし
た。

 ところが6年前に購入した今の田植え機は、エンジンの排気熱を利用したド
ライヤー装備で肥料散布機を常に乾燥させてくれます。おかげで雨の中で田植
えをしても1度も詰まったことがない優れものです。しかしそうは言っても、
雨の中での肥料の補給の際は、肥料を入れる時だけフタをサッと開ける係りと
素早く入れる係りの二人で行います。少しでも濡らさないようにみんな必死で
す。

 そして一番、頭を悩ますのが農道の状態です。林さんちの田んぼは、小さい
と同時に農道も細いのです。その細い農道が雨で軟弱になると田んぼや用水に
苗を積んだ軽トラックを落とすのです。今まで、何度、落として酷い目に遭っ
たことか!林さんちでは、農道に車を入れる際のルールがあります。「荷物を
積んだ状態では、前進で走る」。苗を積んだ状態では、前進で農道に進入、空
もしくは、軽くなったらバックで農道から舗装道路へ脱出する。この逆が、稲
刈りの時は、空の籾タンクでバックで進入、籾を入れたら前進で脱出。バック
で細い農道を走る危険性は、前進走行の比ではないのです。

 ところが火曜日の土砂降りの中の田植えでは、前進で入って田植えを終えて
バックして帰ろうとしたら用水が氾濫していて危うくタイヤが落ちそうに。し
かし前進しようにも行く手には、狭いクランク状の農道がありました。よく集
落の境には、このように無理やり繋いだ農道があります。このクランクの農道
は、危険なのでスタッフには、通行を厳禁してあります。しかしバックできな
い以上、社長自らが禁を破らざるを得ず通りました。私のスーパーテクニック
でも1センチも間違えば落ちるような走行でしたが、ギリギリクリヤー。もし
落ちていたら1日仕事が出来ないところでした。

 とにもかくにも雨の中、なんとか田植えは、出来るのですが意外な伏兵の登
場でストップを余儀なくされます。それは、農道の轍(わだち)です。雨で軟
弱になった農道には、軽トラックや田植え機の深い轍が残ります。それが、グ
チャグチャになって農道を壊すのです。よく雨の中または、雨の後、田植えを
してその地域の農家の方々から苦情を頂きます。ただでさえ大型の機械で農道
を傷めているのに、さらに壊すようなことがあれば当然です。スタッフにも少
しでも濡れている農道では、四輪駆動にしてユックリ走って轍を掘るなとキツ
ク言ってあります。林さんちは、いうなれば外様農家、地域の方々に嫌われた
ら仕事が出来ません。あ~早くお天道様、戻ってこないかなぁ~。

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3、祖母が亡くなって一年

 昨年、祖母が亡くなって1年が経ちました。田植えの最中に社員さんの結婚
式やご不幸があって大変な状態だったのに、祖母の葬儀でさらに大変だったの
を今でも思いだします。それでも、なんとかなったのは、ヘルプに駆けつけて
くれた人たちがたくさんいたからである。まあ田植えの終了は、最近では、記
憶のない6月初めだったが、収量に影響がなかったので逆に言えば、もう少し
ノンビリと構えても良いのだなと学びました。そして1年経って今度は、一周
忌を田植えのど真ん中の15日に行うことにしています。母親は、6月でも良
かったかもしれないと言っていますが、田植えが終わった田んぼの枚数が増え
れば、仕事量は増えても減ることは、ないので早い方が良いと考えたのです。

 そんな私の家のことなど、完全に吹っ飛ぶような状況なのが東日本大震災の
被災者の方々です。火葬が出来ずに学校のグラウンドに仮に土葬したりと、と
ても平時では、考えられないことが起きています。一度に1万人単位の供養っ
てどうするのかと思うと、祖母一人でも大変だったのに気が遠くなります。そ
のような状況に胸を痛めながらテレビを見ていたら、納棺師のボランティアの
方の報道がされていました。

 いわゆる「送り人」のことで亡くなった方の尊厳を取り戻す仕事です。私も
映画でそのような仕事があることは、知っていましたが祖母の時、葬儀屋さん
から依頼しますか?と言われた時は、ためらいました。「映画とは、林家は、
違う。そんな流行りに乗ってどうする」と思ったのです。でもみんなで相談し
たところ、長い寝たきりで口が開いたままで苦しい顔つきだったので、せめて
口だけでも閉じてあげたいということになり頼みました。

 そして現れた納棺師は、非常に若い女性で、最初アシスタントか誰かで別の
方がいらっしゃるのかと思ったくらいです。でもその若い女性が納棺師でした。
彼女が、遺族の見ている前で、見る見る祖母の生前に近い顔つきに戻す様は、
感動以外のなにものでもありませんでした。終わった後は、遺族一同、感謝の
気持ちで一杯でした。テレビの報道の納棺師の方も若い女性でした。映画では
男性というイメージだったのでビックリしたのですが、テレビのその方を見た
時は、私は、すでに違和感は、ありませんでした。亡くなった方は、ただの死
に方では、なかったはずです。妻を亡くされた依頼者の夫の方は、残された子
供達に、亡骸を見せられずにいたそうです。しかし納棺師の方が、丁寧に顔を
マッサージして元の笑顔にされたのを見て依頼者の方は、涙していました。子
供達にも、最後の別れに顔を見せることが出来たそうです。

 お通夜やお葬式は、行かなかったら亡くなった人が成仏できずに化けてくる
のではなく、生きている時に縁があった人達が集まって、また多くのことに気
づく機会を故人が与えていると聞きます。祖母が亡くなって1年が経って何気
ないテレビ報道にも多くのことを考えさせられるのも、そんなことなのかなと
思う今日この頃です。でも昨年は、近い方で亡くなった方が多い年だったので
今年は、平穏であることを祈っています。

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            平成22年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ   128袋/365袋   35%   9月27日
普通じゃないコシヒカリ   215袋/490袋   44%   9月10日
普通のコシヒカリ     229袋/647袋   35%     9月10日
ハナエチゼン         103袋/245袋   42%    8月25日
ひとめぼれ          84袋/245袋   34%    9月  8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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