~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
           林さんちのあぐらぐち物語 2012年 睦月2号
               http://www.hayashisanchi.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2012年   睦月2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 ようやく年始の騒ぎから開放されて自分の仕事に取り掛かっています。でも
今度は、1~2月にかけての研修や講演、会議や総会が目白押しになっていて
そっちの準備に突入です。現場は、毎日カキモチ作りをせっせと行っています。
昔は、1月2月は、暇で遊んでいたものですが、今では、こっちの方が忙しい
時もあります。私の脳みその中も、営農計画、経営計画で騒がしいのですが、
今年は、より一層騒がしい感じがします。

   在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン  ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ      ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ          ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・のし餅からとぼ餅へ

 今年になって商品の内容量、価格、風袋を見直しています。その第一弾で「
草のし10枚入り」を「草とぼ8枚入り」に変更します。内容量は、400g
で変わりませんが餅を切る方法がまったく逆方向になります。結局のし餅は、
「白のし10個入り」だけになりました。原因は、草のしの作りづらさとカビ
の発生のし易さでした。餅の定番「のし餅」いわゆる「押し餅」とも言います
が理論上は、ただ四角くして押してやれば出来ます。ところが、これがなかな
か作るとなると一番難しいのです。

 お餅は、餅つき機から搗きあがってから計りで重さを切って、次は、作業台
の上に、両手で上の方を握って巨大スライムのような水滴形にして置かれます。
置くときも作業台に水滴の下が点から円になるようにスムーズに置きます。置
かれたお餅は、徐々に重さでフリスビーのように丸く平らになって行きます。
この時点で、円の周辺部の4ヶ所をつまんで中へ折り畳んで、長方形に指で縫
合というかくっつけて行きます。長方形になった時点で、裏返しにしてさらに
「のし型」に近い形まで延ばしてから入れます。あとは、上に樹脂シートを載
せて「のし楽」と呼ばれるプレス機でギューと押して延ばし、型をひっくり返
して出して、冷えてからシートを剥がしさらに一晩固めて切って包装して完成
です。

 書けばこんな感じですが、餅は、「のし楽」で押せば簡単に平らになるとい
うわけではないのです。型に入れた時点でわずかに餅の中心部が高く裾に行く
ほど低くしないと、どこかで空気が入ってしまい気泡が出来ます。かと言って
あまり中心部を高くすると裾の方の餅が薄くなります。しかも餅を型にピッタ
リ入れてしまうとやはり気泡が出来たりするので、餅が延びにくい型の対角線
上は、ピッタリ入れて横は、少し隙間を空けて空気を逃がします。でもベテラ
ンの私ならともかくまだ経験の浅いスタッフは、この「塩梅」が分からずどう
しても厚いところ薄いところ、そして気泡が出来てしまいます。さらに丸い餅
を折り畳んで縫う際に、私なら美容整形並に縫うのですが、下手なスタッフは、
フランケンシュタインみたいに縫うので、そこに気泡が出来てとり粉が詰まっ
てしまいます。

 まあそれが白い餅ならともかく緑色の草餅の場合とても目立つのです。型か
ら餅が出るように「とり粉」を使うのも、私なら薄くしても大丈夫ですが下手
なスタッフは、とにかく大量に使用します。それがさらに、餅の隙間に入って
しまい見た目が悪いと同時にカビの発生の原因になります。かなり頑張って指
導教育をして来ましたがもう最近では、これは、「技術的な問題」ではなく「
構造的な問題」と考えるようになりました。そして他社さんの商品を見てもど
うも「とぼ餅」が多いようです。「とぼ餅」なら「とり粉」の面は少なくて切
断面が多いので見た目やカビのリスクは、減ります。

 もう少しで「草のし」の在庫が無くなりますので、その時点で「草とぼ」に
変更します。実に25年ぶりの定番商品の変更です。またお客様に愛されるこ
とを祈っています。ちなみに、大手餅メーカーでは、餅つき機でついた餅をテ
フロンシートに丸いまま挟み10トン!の圧力でギュゥーと型に潰し平らにし
てシートで挟んだまま一晩冷やします。翌日、そのシートを剥がして即一個づ
つ個包装します。空気に餅表面がさらされる時間が短いのでカビ等のリスクは
かなり少なくなります。でも餅は、テフロンシートから個包装と、呼吸する時
間がないので、余分な水分が抜けずベッチャリします。でも確かに良く考えて
あるなと関心もします。林さんちも負けないように頑張ります。

   林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

3、後世に伝えたい左義長

 1月15日に、林さんちの町内「藤平(ふじひら)」で左義長が行われた。
1月15日という正規の日にしたのは、久しぶりです。昔は、成人式がその日
で祭日だったので長年それに合わせて行っていました。ところが11年前に、
1月の第2月曜日へ移行してから、その習わしが崩れてしまいました。結局、
その辺りの土日や祭日で都合の良い日に行われることになりました。出初式も
同様で、昔は、野々市町消防団は、1月6日と決められていました。今では、
最短で1月4日最長で1月11日。4日に出初式だともう、お正月もへったく
れもありません。逆に11日だった時は、ハシゴ登りをするのに、新年会や年
始の行事が一杯入ってしまい体調管理が大変でした。

 つまり年始は、出初式、成人式、左義長と、年始の行事で毎年グチャグチャ
になってしまいます。ついでに毎年恒例の富陽学童野球クラブの餅つきも重な
ってエライ目に合うこともしばしばです。ところが、今年は、偶然にも1月1
5日が日曜日、町内会役員会で、満場一致でこの日に決定しました。我が藤平
では、「どんと焼き」とは言いません。あくまで「左義長」です。聞くと両者
は、まったく違うのですが、やっていることは同じらしい。左義長の方が神事
で、どんと焼きは、陰陽道の神様を祭っている地域とのことです。

 昔の左義長は、さながら「燃えるゴミ」の日のような状況でした。お正月飾
り、昔は、プラスチックやゴムで出来た賑やかなモノも多く、皆さんたくさん
持って来て焼いていました。おかげで、毎年町内の東西南北の農道を持ち回り
で行うのですが、燃えかすが残って跡が汚い。中には、釘を使ったお飾りもそ
のまま燃やすもんだから、トラクターがパンクしたりしました。そして意外に
ダイダイが燃えずに残ってたくさん転がっていて中身が飛び出ていると言った
状況でした。それでも昔の農家の人達は、田んぼでゴミを燃やすのが当たり前
でしたので、そんなに気にしていなかったのです。

 しかしダイオキシンの問題で、野焼きが禁止されてから、状況は一変。町内
によっては、左義長を中止するところも出て来ました。おかげで、そんなこと
関係無しの藤平には、他町のお飾りが持ち込まれることもしばしばありました。
でもそれからは、プラスチックのお飾り、ダイダイ、釘を使用したお飾りは、
持込禁止になりました。最初の頃は、それでも関係無しの町民もいましたが、
市民?となった今では、キッチリ燃えるモノ、ワラ、竹、紙で出来たお飾りの
みが持ち込まれるようになり、燃えかすは、灰のみという状況です。

 さらに住宅が密集して来て、他の市町村から住まれた方は、左義長という行
事を知らずに「火災通報」していまうことが多くなりました。そこで消防署に
日時と場所の報告が必要になっています。時代の移り変わりとともに、やり方
は、変わって来ましたが、後世に残したい地域の行事です。書初めを燃やして
その灰が高く上がると字が綺麗なるという古事に従い、子供達が書初めを持っ
て集まって来ます。今から40年前の私もそうでしたが、今でもその場面は、
ハッキリ覚えています。藤平の子供達もきっと大人になったら続けてくれると
信じています。

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

            平成23年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ   219袋/357袋   61%   9月26日
女王さまミルキークィーン  99袋/146袋   67%   9月28日
普通じゃないコシヒカリ    92袋/320袋   28%   9月 9日
普通のコシヒカリ     476袋/668袋   71%     9月  9日
ハナエチゼン         109袋/245袋   43%    8月20日
ひとめぼれ         165袋/315袋   52%    9月  2日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
    〒921-8833 石川県野々市市藤平132
    TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
 ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884