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        林さんちのあぐらぐち物語 2012年 師走3号
           http://www.hayashisanchi.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2012年   師走3号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 ハッと気づけばもう新年まで2週間を切りました。あれほど早くスタートを
切ったと思ったお正月餅製造も全然アドバンテージがなく少々追い詰められ気
味です。お正月餅だけなら簡単ですが、まだまだ祝い餅の注文があります。そ
ろそろ収束気味ですがここからのもう一伸びが売り上げを左右するので頑張り
ます。

        お正月餅の予約を開始しました\(^o^)/
     http://www.hayashisanchi.jp/shop/omochi/omochi1/

  石川県に関係する方限定と思われますが「祝い餅」の販売中です。
  http://www.hayashisanchi.jp/shop/omochi/omochi3/omochi32/
 クリスマスと重なるといけませんので、ご予約は、お早めに(o^-')b

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

2.今週の林さんち・・・・5升鏡餅は気合で投げて作ります

 12月16日の日曜日に還暦の神社奉納用に「5升鏡餅」の注文がありまし
た。神社奉納用に3升鏡餅の注文は、良くありますが5升鏡餅は、初めてなの
で何度も「本当に5升でよろしいですね?」と聞きましたが「切り分けて配る
ので5升必要です」とハッキリおっしゃるので受注しました。3升鏡餅は、年
間で20前後、4升鏡餅は、1~2の注文がありますが5升鏡餅となると10
年ほど前に温泉旅館から注文を受けて以来です。

     5升鏡餅製造動画です→http://youtu.be/yzvpFQJCVWE

 5升ともなると上下で約10キロの重量です。3升鏡餅までは、型があるの
で社員でも注意して作ればなんとかなります。4升鏡餅も、ベテラン社員が相
当気合を入れて作ればなんとかなっています。でも5升鏡餅ともなるとさすが
に社員では、手に負えないのと失敗した時の責任を取れないので社長の私が作
ります。最近は、祝い餅の製造現場には、ほとんど参加させてもらえず事務所
で店番とパソコン作業にこもっているので久しぶりに巡ってきた晴れ舞台です。
5升鏡餅をどうやって作るのかスタッフのみんなも興味津々です。

 林さんちのお鏡餅は、手でこねて製造の仕上げに石膏の型に入れています。
石膏と言っても口に入っても安全な石膏です。今から28年前に林さんちで餅
加工販売を始めた時にセールスマンに「これを使えば簡単に鏡餅が作れます」
、、と騙されて導入したシロモノです。しかしいざ本格的に餅つきが始まると
まったく鏡餅が出来ず不良品ばかり。こねて型に入れても出すと形が歪んだり
平べったくなったり、しまいには、型にくっついて取れなくなったり。なかな
か良品が出来ないので時間ばかりが過ぎて結局徹夜で餅つきをするはめになっ
たものです。つまり型無しでもちゃんと鏡餅が作れる技術が無いと上手く型の
メリットを生かせないのです。

 型を使うとある程度の技術を教えればバイトさんでも作れるし綺麗にそして
山高に出来ます。石川県の鏡餅は、高いのが好まれるのです。鏡餅を綺麗に作
るには、セイロに餅米を入れる段階から勝負が始まります。いや正確に言えば
栽培の段階で始まっているのです。つまり蒸気が綺麗に抜けて蒸すことが出来
た餅米をさらに蒸気を飛ばし、そして冷やして餅つきをします。そしてこねる
際も「予備こね」と言ってこねながら冷やしながら餅を中へ中へとこねて行き
ます。そして「本こね」では、さらに中へ中へこねながらも球状に仕上げて行
き最後は、上を閉じてさらに上に表面を引っ張って伸ばしツヤを出しながら取
り粉付けてから型に入れます。こうやって中へ中へこねて球状にすると完成し
てから断面を見ると玉ねぎ状に層が出来ています。この層が綺麗な鏡餅を作る
秘訣です。

 型の場合は、型からエイヤッ!とひっくり返しながら出して着地させて扇風
機でさらに冷やしてある程度硬くして一晩起きます。でも4升鏡餅以上は、型
が無いのでこねて球状にしたらエイヤァ~~!!とさらに気合を入れて空中に
投げて180度回転させて着地させます。なにせ5升鏡餅の下が6キロ、上が
4キロですから両手でこねて最後は、やはり両手をひねって投げます。実は、
上の紅の動画は、テイク2で一回目は、着地が斜めになりもう一度こね直しま
した。幸い下の白の方は上手く行きました。

5升鏡餅のブログ画像→http://koyo.hayashisanchi.jp/cat2/001458.html

 お客様から凄く良かったとお褒めの言葉ももらい大満足の出来でした。また
大きい鏡餅の注文来ないかなぁ~事務所で動画を見ながら一人ほくそえむ私で
す。

    林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

3、王者「つきたて餅」の世代交代に悩んでいます

 実は、最近悩んでいることがあります。それは、「つきたて餅」のスーパー
での販売のこと。林さんちのお正月餅の中でも地域限定のレアモノ商品です。
お正月餅の売上げの1割を占める商品ですが来年からスーパーでの販売を止め
ようと考えているのです。林さんちで餅つきを始めた頃からのヒット商品でか
つては、納品が間に合わないほど売れました。ところが少しづつ「つきたて餅
」の売上げが減って来て逆に「切餅5合入り」が増えて来ました。林さんちで
は、Aコープをメインに8店舗に「つきたて餅」を納品していますが、そのた
めにスタッフを3名配置しています。

 「良い餅は、早く硬くなる」これは、「餅屋の常識」です。品種特性で柔ら
かい硬いの違いは、ありますが基本的に美味しく仕上げると硬い方向になりま
す。増量物や添加物そして水を多く入れると簡単に餅は、柔らかくなります。
でもそれは「美味しくない」食べるとベッチャリと舌にまとわり付きます。で
もマズイことに林さんちのカグラモチは、品種特性がすぐに硬くなるので最初
お客様から「なんや硬い餅やな」と言われて売れなかったのです。そこで考え
て「つきたて餅」を販売したところ飛ぶように売れたのが始まりです。

 この「つきたて餅」は、まさしくその日の「つきたて」をビニル袋に入れて
販売するのですがそのためにスタッフは、早朝に集合して製造します。ピーク
の30日は、朝の2時半から製造を開始します。それでも間に合わないことが
多かったのですが2年ほど前から余裕で製造出来るようになりました。つきた
て餅をわざわざ自宅で切ってまで食べるお客様が少しづつ減って来たのです。
しかも「つきたて餅」は、一晩経つと硬くなってしまい価値が無くなります。
そこで朝、新しい「つきたて餅」と入れ替えます。しかも返品された「つきた
て餅」は、赤福の事件以来「搗き直し」出来ないので全て「廃棄処分」になり
ます。正確には、全て切って袋に入れてスタッフに配ってしまいます。

 そのためロスを出さないように、8店舗を3名のスタッフが細かく回って調
整をしています。しかしそれでもその日の天候や曜日で大きくズレることが多
く大量の返品が朝、工場に積まれることになります。その数量を減らそうと必
死に生産計画を練ったり店舗間の調整するのと返品の山を見た時の私やスタッ
フのストレスが年々大きくなって来たのです。どこかで決断をしなくては、い
けないと感じていましたが今年、配達スタッフの欠員が多く悩んだ結果、スー
パー担当者の人数を減らす必要が出て来ました。でも今年は、すでにスーパー
各店舗への納品は、決まっているので来年を最後にしようと考えたのです。時
代が「つきたて餅」を必要としなくなったんだなと思います。

 林さんちの「つきたて餅」は、林さんちのお餅の中の王者であることは、確
かですがその「王者」をみすみすスーパーで商品価値を失わせるより次のエー
ス「切り餅」に世代交代させることがせっかく作ったお餅への愛情でもありま
す。ちなみに予約注文と林さんちの店舗と一番近い地元のAコープには、これ
からも販売して行こうと考えています。これが全て「切り餅」になる日もいず
れ来るだろうと思いますが私の目の黒いうちでは、ないことを祈っています。


林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

            平成24年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ  208袋/328袋  63%   9月12日
女王さまミルキークィーン 150袋/203袋  74%   9月26日
普通じゃないコシヒカリ  275袋/411袋  67%   9月 5日
普通のコシヒカリ     460袋/665袋  69%   9月 5日
ハナエチゼン       142袋/349袋  41%   8月21日
ひとめぼれ        285袋/420袋  68%   8月30日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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