~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        林さんちのあぐらぐち物語 2012年 霜月4号
           http://www.hayashisanchi.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2012年   霜月4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 あれよあれよと言う間にお正月餅の生産が全開になりました。それと平行
して祝い餅と報恩講餅が入って来てその間にクサビのようにデパ地下にある
風土金澤の注文が突き刺さっています。さらに手配していたバイトさんのド
タキャンで現場の様相は、毎日変化して行きます。その変化になんとかつい
て行っている状況です。

        お正月餅の予約を開始しました\(^o^)/
    http://www.hayashisanchi.jp/shop/omochi/omochi1/

  石川県に関係する方限定と思われますが「祝い餅」の販売中です。
  http://www.hayashisanchi.jp/shop/omochi/omochi3/omochi32/
 クリスマスと重なるといけませんので、ご予約は、お早めに(o^-')b

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

2.今週の林さんち・・・・報恩講を通じて色々考えています

 石川県は、浄土真宗の門徒が多くこの時期大事なお参りとして「報恩講」を
各家々、各集落で行います。まあ若い頃は、ご多分に漏れずこういう宗教行事
には、まったく興味がなく祖母や母親がやるもんだと思っていました。しかし
餅加工を始めてから報恩講餅の注文を受けるようになりいや応無しに関わるよ
うになりました。報恩講の意味についてはネットで検索して調べてもらえば良
いですが石川県は、織田信長に滅ぼされるまでは、浄土真宗が盛んで「一向宗
」と呼ばれる門徒が「一向一揆」を起こし地域の豪族「富樫一族」を破り百年
間の間、自治を行ったという日本そして世界でも珍しい地域です。

 まったく興味もなく報恩講餅を作って配達だけしていたのですが、だんだん
と自分の中に一向宗の血が脈々と流れていることを感じるようになって来たの
です。石川県の農業生産者は、小さな単位で「お山の大将」は、いますが大同
団結して大きな経営は、見当たりません。どうも考えてみると百年間の自治を
通して自我が強く「共同」「協同」が苦手のような気がします。その代わり非
常に自立心が強く他への依存心が少ない傾向にあります。そんな中で育った石
川県の農業者からは、私を含め多くの農業分野での天皇杯受賞者がいます。受
賞率から言うと北海道に次いで2位です。でも残念ながら農業生産額では、下
から数えた方が早いのです。でもそんな農業環境に恵まれないからこそ強い経
営が生まれて来たのだと感じています。

 さらに私が15年前から稲作体験授業をしている「藤蔭幼稚園」は、浄土真
宗の「西本願寺」の金沢市にある「西別院」の幼稚園です。これも親鸞聖人と
蓮如さんのお導きではないかと感じます。まさか自分がこんなに足繁くお寺に
通うなんて考えてもいなかったのですが多くの行事や作業を本堂や境内でやっ
ています。それを考えるととっても不思議な気持ちになります。でも相変わら
ず林家の宗教行事「月参り」「報恩講」等々は、母親や妻に任せっきりです。
しかし私も今年52歳、73歳の母親は、元気とは言えそろそろ私もやらない
といけない歳になりました。

 実は、林家のお寺は、いったいどこでどんなシステムなのか良く分かってい
ないのです。いつもどこからともなくお坊さんが自動的に現れてお参りして行
くイメージです。母親の話を総合すると林家のお寺は「専光寺」で法名もここ
でもらって来るとのこと。そして林家の報恩講とは別に、集落の報恩講をその
年の「宿」になった家で行うとのこと。それが回り番で10年に一度あるので
すが今年の宿が林家であることをつい先週知りました。母親の話の多くが近所
の噂話だったりするのでほとんどスルーしていたのですが、どうもその中に報
恩講の宿の話もあったようです。少々反省しつつもちゃんと母親の言うとおり
に準備をしました。

 報恩講では、まず赤いロウソクでお経を唱え、次は、それを白いロウソクに
変えて花を一輪、仏花に加えてお経。最後は、「御文(おふみ)」と呼ばれる
蓮如さんの教えを書いた文を読んで終わります。御文は、今でいうとメルマガ
みたいなものですかね。全門徒に向けて教えや指示を伝えるための非常に優れ
たシステムだと思います。これが一向一揆の原動力になったことは、明らかで
す。いつの世も最後は、情報戦だったのですね。赤いロウソクが報恩講のお経
で白いロウソクと花は、ご先祖へのお経とのことです。このパターンで1軒1
軒回って行かれます。時間が無いのでお経は、超高速バージョンで素人の私は、
まったくついていけません。

 他にも、どんな花を用意するのか、お坊さんに渡すお金やお餅の金額や数と
かいったいどこまでの家を回ったり呼んだりするのか?私には、謎だらけです。
今年こそは、母親に一部始終をメモを書いてもらい覚えたいと考えています。
まあそんあことを考えるようになったのは、どうしてでしょうか?若いうちは、
まったく考えないのに不思議な気持ちです、、南無阿弥陀仏。

    林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

3、北陸新幹線で自動的に良くなるわけじゃない

 11月26日に忙しい現場を心配しつつもアグリファンド石川主催の研修会
アグリファンドサロンに出席しました。テーマは、「北陸新幹線開通について
」ということで金沢の情報誌「金沢倶楽部」「金澤」「Clubism」 を出版して
いる株式会社金沢倶楽部社長の山田元一氏のお話を聴きました。最初なぜ新幹
線の話なの?と思いましたがその訳がすぐに分かりました。新幹線という大動
脈が出来ることでいろんな現象が起きます。その現象は、一見自然に起きてい
るように見えて実は、多くの仕掛けがあったのです。

 九州新幹線が開通した鹿児島では、前年比200%の売り上げを伸ばしたと
言われています。さらに福岡県は、そのベースとしてさらに恩恵を頂いている
とのこと。しかし長野県は、新幹線が開通した結果、東京への日帰りが可能に
なりビジネスホテルが5軒つぶれたとか、お客が東京へ流れて売り上げが激減
したと言われています。さらに九州新幹線や東北新幹線は、日本を縦断する大
動脈として国民からは、ポジティブに考えられていますが、北陸新幹線は、な
ぜ必要なの?とネガティブに考えられていると言うのです。

 結局、北陸新幹線が開通したら自動的に恩恵を受けるのではなく、徹底的に
それに向けて仕掛けを作って行かねばならないということです。そのためには、
地域の資源も光の当て方で見え方が変わることを知らねばなりません。最近の
石川県の温泉地は、かつてのような団体客ではなく、法事や女子会と言った類
のお客様が増えて来たとのこと。かつては、建物にお金をかけてその豪華さを
売りに団体客を呼び込んでいましたが今は、そのハード面を一切触らずともソ
フト面で勝負が出来る企画がモノを言うのです。そして一番美味しいのが「宿
泊朝食のみ」つまり宴会無しで泊まって朝食を食べるだけのお客様。一見儲か
らないように見えますが利益率が高いのです。だからかつての温泉宿では、考
えられなかった周辺のゴルフ場やレストランや食事どころのマップが必要にな
っているそうです。

 能登にある「へぐら島」は、世界的にバードウォッチングで有名で世界中か
ら外国人が来ているそうです。能登島は、箱根駅伝で活躍した東洋大学の合宿
地になり結果を出しています。なぜなら島内には、信号機が3つしかなくて非
常に走りやすくタイム計測が正確だそうです。適当にあるアップダウンも練習
には最適、交通の便も能登空港が近くにあります。東洋大学の噂を聞いた他校
や実業団の合宿地になって来ているそうです。兼六園も世界に冠たる日本庭園
で欧米からの観光客が訪れています。その近くに「金沢21世紀美術館」があ
りここも世界的な展示物が多く来場者が増えています。逆に反対側のかつての
兼六園の玄関口だった「兼六園下」が寂れてしまったとのこと。

 さらにこれらに訪れる観光客は、石川県の多様な「文化」に触れるために来
ているのです。その対極にあるのが中国人観光客、彼らの多くは「買い物」が
目的なのです。だからあまり石川県では、中国人観光客の激減には影響がない
とのことでした。ちなみに日本人の多くも海外旅行の目的は、中国人同様の「
買い物」が目的なので他国のことは言えません。あれほど日本人が訪れるハワ
イも非常に多様な文化があり多くの欧米人がそこへ訪れるそうですが日本人は
すごく少ないとのことです。

 さらに今は「着地型観光」が増えているとのこと。通常は、「発地型観光」
なので東京発金沢着の観光ですが、着地型は、金沢市のどこそこに集合で始ま
ります。最近流行が「外国人に市内の一般家庭を見せるツアー」茶の間や台所
お風呂からトイレまで見せて英語で説明するだけで大喜びだそうです。確かに
それがリアルな「ニッポン」ですから受けるはずです。今後は、いかに北陸新
幹線を利用して来てもらうかのアイデア勝負になります。今、当たり前と思っ
ていることに違う角度から光を当てて見てくださいと言うことでした。私も講
演の後から自社の商品やマーケティングにあっちこっちから光を当てて見まし
た。林さんちは、誰がどんな風に見ているんだろう。その見えている姿には、
きっと何かヒントがあるはずです。はぁ~またまた考え事が増えるかもぉ~。

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

            平成24年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ  231袋/328袋  70%   9月12日
女王さまミルキークィーン 163袋/203袋  80%   9月26日
普通じゃないコシヒカリ  296袋/411袋  72%   9月 5日
普通のコシヒカリ     503袋/665袋  76%   9月 5日
ハナエチゼン       162袋/349袋  46%   8月21日
ひとめぼれ        320袋/420袋  76%   8月30日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
    〒921-8833 石川県野々市市藤平132
    TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
 ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884