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        林さんちのあぐらぐち物語 2014年   長月3号

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2014年   長月3号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 ようやく秋晴れがやって来ました。早く超普通じゃないコシヒカリと女王さ
まミルキークィーンに到達すべく絶好調で刈り続けています。そのために稲刈
りのチーム編成も若手を指導して進化させています。より強力な林さんちを目
指して今年の秋はちょっと違います。

  「普通のコシヒカリ」「普通じゃないコシヒカリ」新米発売開始です!
          誰よりも早く食べてみてください!
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  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
宇宙米          □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
女王さまミルキークィーン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通にミルキークィーン  ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
             詳しい数字は、メルマガの最後

2.今週の林さんち・・・・林さんちに嬉しい世代交代の波です

 林さんちの稲刈りは、稲刈りチームと籾摺り袋詰めチームに分かれて作業を
します。以前は、稲刈り機械コンバインの性能が悪かったので私と専務が躍起
になって刈っても林さんちのライスセンターにある乾燥機4台を一杯に出来ま
せんでした。となると日中は、稲刈りをしなくてはならないので籾摺りは、早
朝に早出、稲刈り終了後に夜まで残業して行っていました。林さんちのライス
センターには、乾燥機の横に乾燥済みの籾を入れるタンクがあるのである程度
は、そこに乾燥籾を入れて乾燥機を空けることが出来ます。でもそれも3日も
稲刈りが続けば一杯になってしまいます。そうなると稲刈りが出来ないので必
死に乾燥機を空けるべく籾摺り袋詰めをするのです。

 でも稲刈りで疲れた体に籾摺りの残業は堪えます。オニギリ片手に頑張りま
したが今思うと若かったから出来たのだと思います。稲の収量にもよりますが
乾燥機4台で1.6ヘクタール~2ヘクタール分の籾が入ります。昔のコンバ
インでは、1台でせいぜい1日1ヘクタールちょっとだったのです。ところが
12年前に私の愛機クボタAR70を導入してからは、私の1台で乾燥機を3
台以上刈れるようになったのです。そうなると専務の1台を休めてその間に籾
摺りをする新体制に移行しました。それでも私1台では乾燥機を満タンに出来
ないので専務に時々半日手伝ってもらっていました。しかし4年前に専務のコ
ンバインも新しくクボタER467に変えたらもっと性能が上がって半日どこ
ろか2時間ほど手伝ってもらえば乾燥機が満タンに出来るようになったのです。

 逆に勢い余って刈り過ぎて乾燥機に入りきらないことも多々あって大変でし
た。そうなると少し乾燥させて籾量を減らして少しづつ乾燥機に入れていかね
ばならず残業が生じてしまいます。それも最近では心得て来て寸止めで稲刈り
を止めています。この体制で10年ほどやって来ましたが今年から長男が就農
してさらに若手社員のタクマ君もそろそろ稲刈りコンバインの操縦も出来るよ
うになって来ました。コンバインも田植え機も作業自体は、そんなに難しい作
業ではありません。何が難しいかというと田んぼから田んぼへの移動。4隅の
稲刈りや籾を軽トラックへ排出したりが難しいのです。特に林さんちは、市街
地の田んぼも多く移動にトラックへの積載も伴います。田んぼの多いエリアに
入っても農道は狭くて用水を渡る橋も貧弱です。

 3トン近いコンバインで狭い農道から田んぼへ進入する際に貧弱な橋の上で
下手にターンするとすぐに橋も農道も用水も壊れます。それを習得するには、
長年の経験が必要なのです。そこでタクマ君には、最初は、田んぼの真ん中だ
け刈ってもらい次は、田んぼ1枚を任せてみて次は、移動を伴う稲刈りへと少
しづつ難度を上げて来ました。それでも私が横に監督で付いていました。しか
しついに先日、私が専務のコンバインに乗車、タクマ君に私のコンバインを乗
車してもらい2台同時に稲刈りをしました。まだ移動が楽な田んぼだけですが
本来、専務が籾摺りを止めて刈らねばならないところを止めないで刈れたのは
とても大きい意味があります。

 これまでは、専務に稲刈りを手伝ってもらうとその分やはり籾摺りが遅れお
天気が続くと数日で乾燥機がいくつか空かなくなるので稲刈りスピードが落ち
ます。秋の天気は、いつまで続くか分かりません。スピードが命です。そんな
時にコンバイン2台体制を籾摺りと同時並行できるオプションは非常に有効で
す。林さんちに新しい時代がやって来たと感じるほど嬉しい出来事でした。そ
して長男にも現在少しづつコンバインの操縦を教えています。若い二人で稲刈
りが出来るようになる日も近いと思います。そうなると私の乗る農業機械が無
くなるのがちょっと寂しいですが、、(* ̄▽ ̄*)


3、今年のお米は白いお米が多いかもしれません

 今年のお米に高温障害が見られます。高温障害と言うのはお米に乳白米が多
くなる現象です。林さんちのお米では、お米の等級が2等米に格下げになるほ
どのレベルじゃありませんがやはり少々気になります。特にひとめぼれに多く
あるように感じています。試食して見ると味に関して影響を与えるようなこと
は、無かったのですがもし味に違和感があったらご連絡ください。高温障害に
かつてなったことがありそれ以来、土作りに励んで来ました。主に気温が高く
て根が弱るのを防ぐ「鉄分」を補給して来ました。しかし今年は、一体いつ暑
かったんだ?と思えるほど8月は、雨が多かった。だから一体いつどの時期に
高温障害になった天気なのか現在検証中です。

 しかも夏は、根が高温になるのを防ぐために通常は、水を入れっぱなしにし
て田んぼを冷やすのですがそんなことがまったく不要なほどの夏の雨だったの
で本当に根が弱ったからなのか?別の要因があるのか?とそちらも疑っていま
す。しかし確実に温暖化が進んでいることを稲の栽培を通じて感じます。今後
は、こういう事態も増えて来るのではないかと心配しています。幸いコシヒカ
リに関しては乳白米もそんなに酷くないようなので安心しました。しかし石川
県でも南の地域では、多く発生してお米の等級が2等米になったと聞きます。
ほんの少しの生育の差で生じたのだと思うのでヒヤヒヤしました。

 でも高温障害で最悪の事態「胴割米」の発生が無かったので助かりました。
乳白米は、味に対し影響が少ないのですが胴割米は、影響が大きいです。胴割
米は、文字通り「割れたお米」のことです。猛暑で乾燥し過ぎて割れます。そ
れを防ぐためにせっせと夏は、水を入れて田んぼを冷やします。今から十数年
前に3週間真夏日が続きいきなり雨が降った年がありましたがカラカラに乾い
た籾がいきなり濡れたら水分が染みてパリッと割れたのです。お米が割れると
炊いても割れたお米粒がザラザラした舌触りを生んで美味しくありません。さ
らに炊いた際に中からでんぷん質が溶けて流れ出てしまいベトベトした炊き上
がりになります。この年は、悩んだ末に林さんちで始めて価格を20%ダウン
して販売をしました。それほど品質が良くなかったのです。

 そして一番割れて困るお米が「もち米」です。この時に割れたカグラモチで
餅を作るのは本当に困難でした。まず細かく割れたもち米がセイロの中で蒸気
が通ることを邪魔するのです。蒸気が通らないのでさらにボイラーの火力を上
げて蒸気を強くすると今度は、蒸気がセイロの下で溜まってお湯になってしま
い「蒸す」から「炊く」になってしまいます。もち米を炊いても柔らかくなら
ないので餅を搗いても米粒や割れた細かい米粒が残ってしまいます。これには、
本当に参りました。精米の際に砕米除去装置を通してもらい割れたお米を減ら
して対応をしました。でもそうなると精米の歩留まりが悪くてその年はカグラ
モチが想定外に必要でした。

 でも一番困ったのが味の問題。お客様に申し訳なくて仕方ありません。なん
とか販売するレベルには、持って行けてもいつもの最高の味にはなりません。
それからは、もうカグラモチの胴割米に関しては本当に神経質に対応している
のでなんとか問題なく餅つきをしています。今年は、早稲品種から雨で稲刈り
が遅れたのでカグラモチが刈り遅れないようにこれからダッシュします。あと
割れ易いお米としてミルキークィーンが挙げられます。こっちも早く刈らない
といけないので少々焦っています。いずれも上手に収穫できることを祈ってく
ださい\(_ _)

            平成25年産       新米発売日
宇宙米           0袋/15袋   0%   9月18日
超普通じゃないコシヒカリ  9袋/356袋  3%   9月18日
女王さまミルキークィーン  0袋/204袋  0%   9月19日
普通にミルキークィーン  14袋/158袋  9%   9月19日
            平成26年産       新米発売日
普通じゃないコシヒカリ  365袋/397袋  92%   9月 9日
普通のコシヒカリ     603袋/630袋  96%   9月 6日
ハナエチゼン       322袋/385袋  84%   8月17日
ひとめぼれ        520袋/560袋  93%   8月28日


敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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