~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        林さんちのあぐらぐち物語 2014年   神無月4号

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2014年  神無月4号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 稲刈りと大豆刈取が終わって土作りをしています。子供達の稲刈りが順調に
終わったのですが脱穀作業が雨で順延の嵐。やはりそうそう上手くは行きませ
ん。そして餅つきの仕事がどんどん増えて来ました。もう秋と言うより脳みそ
の中は、冬モードですo(^o^)o

       林さんちの26年産の新米が全て出揃いました(o^-^o)
         http://www.hayashisanchi.jp?maga20141022

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
宇宙米          ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

2.今週の林さんち・・・・世界で一番美味しいお餅が食べれます

 子供達の米づくりの中でも一番大変な作業が「足踏み脱穀」です。最近では
全国で行われている稲作体験学習の中でも脱穀作業を足踏みでやっているのは
珍しいと思います。子供達の米作りを始めたのは、平成8年。最初は、稲刈り
は、手刈りと稲架(はさ)干しだったけど脱穀は、稲刈り機械コンバインを学
校に持ち込んでやりました。全国で行われている子供達の脱穀を見ていてもこ
のスタイルが多いようです。当時の私も、脱穀の方法で他の方法をまったく知
りませんでした。

 ところが平成9年から藤蔭幼稚園の米作りが始まりました。脱穀をどうする
か悩んでいたら「脱穀の機械があります」とサラッと言うもんだからてっきり
小型のコンバインでも持っている保護者がいたのかなと思っていました。でも
藤蔭幼稚園は、市内のど真ん中にある浄土真宗西別院にある幼稚園です。そん
な街中であるのかなと不思議に思っていました。ところが、脱穀をする境内に
入ると鎮座ましましていたのが「千歯こき」「足踏み脱穀機」でした。え~こ
れは、一体何?どうして使うの?と思いました。私も何かの写真か何かで見た
ことがありましたが現物は、初めてでした。

 私が物心ついた頃には、すでに脱穀機は、エンジンで回すタイプになってい
ました。野々市は、乾田だったので稲を刈ると稲架干しでなくて、稲束を扇形
に広げて田んぼに並べて干していました。それを「ニオ」と呼ばれるモンゴル
の移動住居「パオ」みたいに積んでおいてそこに荷車に積んだ脱穀機とエンジ
ンを持ち込んで脱穀して回っていました。きっとその昔は、足踏み脱穀機もあ
ったのかもしれませんが私は、現物を見た記憶がありません。そして千歯こき
ともなると社会の教科書か何かで見た覚えがある程度です。驚きましたが気を
取り直してとりあえず簡単に見える千歯こきからやってみました。

 大きな鉄の櫛が上を向いた道具でそこに稲穂を刺してグイっと引くと籾が取
れる、、はずでした。でも刺した稲穂を引こうにも籾が櫛に引っかかって重く
て引けません。一向に引けないので稲束の量を相当減らしてやってみますがや
はり力が必要です。とてもじゃないけど幼稚園児とお母さん達に扱える代物で
はありません。そこで足踏み脱穀機を回して見よう見真似でやってみたら意外
に上手く行きます。ちょっと金属の櫛がついて回転する「こき胴」が怖いです
がしっかりと指導すればなんとかなりそうです。そこで園児と保護者で足踏み
脱穀をしたのが最初でした。

 じゃあ富陽小学校の脱穀でも使おうと思って持ち込みました。でもまだ1台
しかなかったので2時間やっても全部脱穀出来ずに会社に持ち帰りコンバイン
で脱穀をしていました。それから平成13年には、足踏み脱穀を探して来て3
台にして人力で回して風で選別する機械「唐箕」も入手してどんどん能力が上
がって行きました。現在は、この体制で子供達の脱穀に走り回っています。田
植えや稲刈りは、どちらかと言うと「楽しい農作業」です。米作りの中でも脱
穀作業が一番時間がかかって辛い作業です。子供達も保護者もとても頑張って
くれます。この体験があるからこそ収穫祭で「世界で一番美味しいお餅」を食
べられるのだと思います。しかし21日に予定していた史上最高の脱穀量が想
定されている富陽小学校の脱穀が来週に順延になりました。果たして最後まで
頑張れるでしょうか?乞うご期待です(o^-^o)

3、林さんちらしい就業規則を作成中です

 この春頃から株式会社林農産の就業規則を作成しています。社員が10名を
超した時点で作成が義務付けられています。今年から長男が就農したのと別の
組織で就業規則が無かったばかりに酷い目に会ったことからちゃんと作ろうと
決心したのです。以前から会計士さんから就業規則が必要ですよと言われてい
たのですが「そんなモノ我が社には不要ですよ」と一笑に付していました。実
際にこれまでもトラブルは、一回もありませんでした。しかし一度、ブラック
なバイトでも雇うものなら辞めさせるのは、至難の業と知りました。「履歴書
の記載が間違っていた」「タバコを吸いに頻繁に持ち場を離れる」「他人の悪
口を言いまくる」、、一番まずいのは仕事が出来ない。まあブラックな人は、
とにかく権利は主張しますが義務は、果たさない。

 でも就業規則がしっかりと無かったばかりにどうにもなりません。結局かな
り揉めて最後は、しっかり数か月分の給与を取って去って行きました。この間
は、私の脳みその中のほとんどが労使関係で占められてしまい仕事が出来ませ
んでした。周囲の一緒に働いている人も同様です。こんな痛い目に会ってよう
やく「就業規則は社員の幸せのために必要なんだ」と気づきました。それまで
は、就業規則で縛ることは、林さんちの社風に似合わないと考えていました。
そこで社会保険労務士さんにお願いして作成することになりました。それが今
年の梅雨頃です。

 そしていろいろと教えてもらううちに農業という産業がいかに特殊か知りま
した。労働基準法では、基本的に週労働時間が40時間と規定があります。残
業する場合もちゃんと手当ての規定があります。ところが、農業に関して言え
ばそれが適用外になってしまうのです。言ってみればどれだけ長時間労働でも
違反では無いのです。しかも残業手当も必要ありません。これじゃ農業法人は
全てブラック企業になってしまいます。株式会社林農産では、基本的に8時半
~18時の就業時間で途中2時間の休憩昼食時間があるので1日7.5時間労
働となります。社会保険労務士さんに聞くと別にそんな記載は不要と言うので
す。

 最近よく他の農業法人の経営者からよく質問があります。「社員間の人間関
係は、どうしたら良くなるのか?」「部門と部門で連携がうまく行かずに効率
が悪い」。ふと気づいて休憩時間は、あるのか?と聞くと多くが「別に規定は
無く各自でとっている」という答えがほとんどです。結局、労働基準法で定め
られていないとは言え休憩時間にお互いのコミュニケーションを取らないと労
働時間が逆に伸びるということに気づきました。林さんちは、専業農家になっ
てからも農家独特の「小昼(こびる)」「一服」と言った休憩時間をしっかり
とって来ました。今は、10時から30分、15時半から30分です。女性社
員も多かったこともありトイレ休憩のために一度は、帰社する必要もありまし
た。今は、立ちションは、出来ないので男性社員と言えどもトイレ休憩は、必
要です。

 かなり遠方ならともかく休憩時間には、必ず休憩所のある納屋や、加工場の
休憩室に社員全員が集まります。ここでお茶を飲みながら四方山話に花を咲か
したりして仕事の打ち合わせも行います。人間って「会議」「打ち合わせ」で
は、なかなか言葉が出ないものです。ましてや農業をやっている人は、私を除
きみんな無口な方が多いものです。だから雰囲気を作った上で話すのが有効で
す。社会保険労務士さんには、念を押されましたが勤務時間と休憩時間、休日
の規定は、記載させてもらいました。ここが林さんちの重要なポイントだから
です。その他にも、え~~こんなん必要なんですか?という条項も結構ありま
す。免許証のコピーや車の任意保険の証書コピーの提出という規定は、なんと
無免許なのに免許があるとウソをつく社員が居たからとか。任意保険も入って
なくて通勤中に事故ると会社が負担とか。う~んいろんな人がいるんですね。

 そんなこんなで記載して行くと就業規則は、段々と分厚くなって行きます。
林さんちでも現在で80ページほどですが普通の会社だと電話帳ほどになるそ
うです。でも就業規則は、社員を縛るためにあるのではなくあくまで「就業規
則は社員の幸せのため」に作成されるべきという考えを基本にして作成して行
きます。でももうすでに季節は、冬が近づいています。なんとか早めに作成し
ないと来年になってしまうとちょっと焦り気味です、、(* ̄▽ ̄*)

            平成26年産       新米発売日
宇宙米          10袋/12袋  83%   9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 291袋/340袋  86%   9月20日
普通じゃないコシヒカリ  317袋/397袋  79%   9月 9日
普通のコシヒカリ     567袋/640袋  89%   9月 6日
女王さまミルキークィーン 128袋/183袋  70%   9月24日
普通にミルキークィーン  133袋/140袋  95%   9月24日
ハナエチゼン       289袋/385袋  75%   8月17日
ひとめぼれ        492袋/560袋  88%   8月28日


敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
    〒921-8833 石川県野々市市藤平132
    TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
koyo@hayashisanchi.co.jp
 ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
88488488488488488488488488488488488488488488488488488488488488