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        林さんちのあぐらぐち物語  2015年 卯月4号

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2015年   卯月4号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 4回目種まきの苗、特に心配していた自然栽培「宇宙米」も無事出芽しまし
た。そしていよいよ代掻きをしようと思っていたら用水の緊急停水のお知らせ
が来ました。田植えがもしかしたら遅れるかもしれないピンチを迎えています。
子供達との稲作体験学習に向けて小学校で授業を行ったり打ち合わせも本格化
しています。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
宇宙米          ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

2.今週の林さんち・・・・国内最強用水の大ピンチです

 そのお知らせは、4月18日の朝刊に小さく載りました。それを目ざとく見
つけた母が切り取って食卓に置いてありました。なんと田植えが迫っているの
に20日午後5時から21日午後6時まで七カ用水を停水すると言うのです。
晴天の霹靂のようなお知らせにビックリ。その20日から代掻きを開始しよう
としていたのに困ってしまいました。代掻きは、田んぼに水を入れないと出来
ません。しかもいきなり朝刊でのお知らせでは、詳細が分からずに戸惑ってし
まいました。さっそくその日にたまたまあった農協さんと関係機関との苗巡回
で詳細を教えて欲しいと頼みました。

 するとどうも七カ用水が4月3日の急な雪解け水の流入で土砂で埋まってし
まいその土砂を除去するとのこと。え~~そんな3日に起きたならもっと早く
に対応出来なかったの?と思っていたらまずは、ハガキでその旨のお知らせが
お昼に届きました。まあどうにもこうにもならないので社内で対応を協議しま
した。本当は、18日土曜日に代掻きのテストをしてから20日から満を持し
て代掻きする予定を中止。そして20、21日は、本来なら後で耕す遅くに田
植えをするカグラモチの田んぼを耕することにしました。用水に水が来ていな
くても田んぼに水さえ貯めておけば代掻きは、出来ます。しかし野々市の田ん
ぼは、水持ちが極端に悪い超乾田です。代掻きが出来たとしても丸24時間停
水した場合に水位を保てるかは非常に疑問です。

 まあそんな感じでちょっと大変なことになったなぁ~~と思っていたら20
日月曜日の朝に知人でもある七カ用水の担当者が説明に来られました。聞くと
私が農協さんを通じて詳細が分かったら教えて欲しいと伝えてあったので来た
とのこと。おっとわざわざ来てくれたけどもうこっちの話は、終わっているん
だけど、、と思いつつもせっかくなので説明を聞きました。でもその説明を聞
いて青くなりました。ちょっとの「大変」どころか「大ピンチ」です。話は、
平成10年と平成23年の七カ用水が水を取水している手取川上流の大規模土
砂崩れに端を発していました。その時の土砂が少しづつ流れて来ては用水を埋
めていたのをなんとか用水の流水で手取川へ流して戻していたとのこと。とこ
ろが、4月3日に25℃まで気温が上がる異常気象の時に激しい雪解け水の流
入があってその時の大量の土砂が流れ着いたのです。

 それでもなんとか停水せずになんとかしようと試みたそうですが用水路と平
行して流れる手取川にも土砂が溜まって溢れた土砂が用水路の土手を越えて流
れ込む事態になってしまい万事休す。一旦水を止めて手取川と用水路に溜まっ
た土砂を除去することになったそうです。原因は、近年の地球温暖化によるゲ
リラ豪雨や森林の荒廃です。そんな地球規模の事態がついに顕著に現れたと言
えます、最近のお天気は、激しいと言うか猛々しいと言うか尋常でないことが
あるので本当に注意が必要です。七カ用水は、国内最強の用水と信じています。
困難な工事になると思いますが頑張れ七カ用水!応援しています。

3、気づけばもうずいぶん年長者になっていました

 4月19日にフェイスブックのお友達の開催したマーケティング勉強会でプ
レゼンをして来ました。まあいつものお話しにマーケティングの林さんちの「
黎明期」「現在」「未来」の理想・現状・問題・課題と言った図を付け加えて
のお話をさせてもらいました。自分で書いていても黎明期は、ひどい時代でし
た。昭和58年にホンダのデザイナーを辞めて意気揚々と農業を始めたのに当
時の農業にモノ作りの基本は、存在しません。農家が、コシヒカリを作るのは
農協が言うからであってマーケティングも何もあったもんじゃありません。農
家が田植えするのは「隣が始めるから」。農家が農薬を撒くのも「隣が撒くか
ら」です。デザインの第一線からそんなところに戻った私ですのでしばらくノ
イローゼになってしまいました。

 そして黎明期の経営は、まさしく借金だらけ。給料をどうやって払ったと言
うとまず手持ち現金を一人の家族の口座に入金そしてすぐに「社員貸付」とし
てすぐに出金してその現金を次の家族へ入金。最後は、家族以外の社員に入金
して終わりです。これなら借金は、増えて行きますがわずかな現金で給料を払
うことが出来ます。大きな借金も調べたら11本もあってしかも半分は、一体
何を購入したか分からない借金です。というのも10年返済で農機具を買って
も5年で壊れて無くなるからです。だから半分は、もうこの世に無いモノに対
して返済していました。これは、相当辛い、、そこで社長の私の給料を10万
円にしてとにかく法人税を払って内部留保を増やそうと頑張りました。農家の
良いところは、お米も野菜もあるので食べるには、困りません。

 Uターンして10数年間は、そんな感じで経営をしていました。少し余裕が
出来て社会保険も全て完備出来たのは平成10年でした。そして現代でも相変
わらず農業経営が厳しいことは、変わりません。でも23世紀型お笑い系百姓
を目指して頑張っているのは、皆さんご存知の通りです。でも最後の未来を語
る時に「23世紀型とは?」というテーマで200年後先に何が起こっている
か?を話しました。まず「黒船がやってくる」と話しました。この黒船は、U
FOに乗った宇宙人です。そう話すと参加者からは、失笑が漏れましたが今か
ら200年前を考えると当時の日本人も30数年後にペリーがやって来るなん
て想像もしていなかったのです。そうなるときっと時代は、繰り返すので何ら
かの形で黒船がやって来ると私は、予想したのです。

 まあちょっと前、、例えば30年前に今のようなスマホの時代がやって来る
と誰が想像したでしょうか?そう考えると我々の普段の想像力なんて陳腐なモ
ノです。そしてロボットが発達して農業も労働力の問題から開放されて全ての
農産物が自然栽培になると予想しました。その原因が200年後には、アレル
ギーの問題がどうにもならないレベルに達して農薬や肥料を一切使えなくなる
と思います。でもおかげで農業経営者は、高価な農業ロボットの購入に四苦八
苦することになるのは、今も未来も変わりません。その頃になると量子力学も
発達して「波動」「気」「念」と言った今は目に見えないモノも見えて来ると
思います。

 まあここまで話すと参加者の目が泳いで来たのでお時間も来たことですので
プレゼンを終わりました。でもそれ以外は、皆さん真剣な眼差しで私の話を聞
いてくれたので驚きました。気づくと私が参加者の中で最年長クラスでさらに
いつもお話をさせてもらう年代より参加者がずいぶん若いのです。私にすれば
いつもの内容ですが若い人達には、十分刺激的だったのです。逆に言えば私が
もう歳をとったということになりますが良い意味で歳をとったと思うことにし
ます。これからは、それを十分認識した上で若い人達に農業経営を語って行こ
うと気づかせてくれたプレゼンでした。

            平成26年産       新米発売日
宇宙米           0袋/0袋   0%   9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 85袋/340袋  25%   9月20日
普通じゃないコシヒカリ  182袋/397袋  46%   9月 9日
普通のコシヒカリ     191袋/640袋  30%   9月 6日
女王さまミルキークィーン  0袋/170袋  0%   9月24日
普通にミルキークィーン  60袋/140袋  43%   9月24日
ハナエチゼン       195袋/385袋  51%   8月17日
ひとめぼれ        237袋/560袋  42%   8月28日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。



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