子供達の脱穀が全て終了して林さんちの秋作業も完了です。お天気で少し振
り回されたけど無事終わってホッとしています。そして祝い餅のシーズンに突
入しました。石川県独特の風習ですがたくさんの注文があるように願っていま
す。そしていよいよお正月餅の段取りに入りました。毎日、製造計画に頭を悩
ましています。

      石川県の風習ですが、祝い餅の予約を開始しました
      http://hayashisanchi.jp/shop/omochi/iwaimochi/

   在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
宇宙米          ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

1.今週の林さんち・・・平成28年産の大豆がピンチです

 28年産の大豆がピンチです。10月28日に乾燥を終えて選別のためにフ
レコン詰めをしました→https://youtu.be/99eBWWYbgug ところが選別のため
にフレコンに詰めて見るとすでに収穫量が例年の半分程度です。フレコンとは
フレキシブルコンテナの略ですがつまり丈夫な布で出来た袋です。このフレコ
ンにいつもは、12袋前後あるのに今年は、7袋しかありませんでした。平成
27年産は、10a当り198キロ収穫できて30キロ袋で合計250袋にな
りました。このうち115袋を林さんち用に残して135袋を農協へ供出しま
した。ところが今年は、マズイことに大豆用の田んぼの段取り上昨年の3.8
haから2.5haと少なくなっていました。それでも収量がここ数年の平均
が10a当り180キロあったので十分に確保出来ると考えていました。

 しかもかなり品質も悪くて手選りで頑張っていますがこれまでのようなピッ
カピッカの大豆とは、行きません。しかしなんとか数量を確保して販売をした
いと考えています。検査の結果を見てもしかしたら価格に関しても考慮しない
といけないかもしれません。林さんちの大豆は、検査をしても元々1等には、
なり得ません。今までの最高が2等、通常で3等、場合によっては等外の合格
という評価になります。1等を取るには、色も綺麗、シワもなく、光沢もない
といけません。でもそうなると農薬を散布しないと綺麗になりません。シワも
しっかり肥料を撒かないといけないのですがそうするとますます虫害や病気の
リスクが高まって農薬散布をしなくてはいけなくなります。光沢に至っては、
専用の大豆磨き機を使って磨かないと出ません。

 林さんちの大豆は、農薬は、播種直後に撒く除草剤のみでその後は一切の農
薬を使っていないので「紫斑病」と呼ばれるような紫色の大豆が散見されます。
でもこの紫色の大豆は、煮ると色が消える無害なものなので問題ありません。
大豆のシワもありますがこれも煮るとまったく問題ありません。光沢に至って
は、そんなの必要なの?と思うのは私だけでしょうか。でも検査をしないと品
種の表示も出来ないし転作作物として認められません。だからとにかく「合格
」であろうがなんであろうが検査だけは、通しておかないといけません。その
検査にちゃんと通るのか今の手選り選別にかかっています。お米の色彩選別機
は、ありますが大豆の色彩選別機は、持っていないので人間の目で選別するし
か方法がありません。手選り動画→https://youtu.be/2A2p-KAqYt8

 そして昭和48年から米余りによる転作政策で始まった大豆栽培です。だか
ら最初は、嫌々で「仕方なく作っている」とてもネガティブな作物でした。と
ころが一生懸命に味噌加工をしたり野々市市の給食用に採用してもらったり。
ネット通販や地元の産直コーナーでの販売を頑張っているうちに「必要だから
作っている」というポジティブな作物になって来ました。そして最近では、在
庫量を増やしても想定よりたくさん売れて新豆の前に欠品するようになってし
まいました。でも能登で大豆がイノシシ被害で全滅した畑があると聞きました。
まあイノシシよりマシと思い頑張って手選りしてなんとか在庫を確保したいと
願っています。

2.昔のお百姓さんは、きっとスーパーマンだったのです

 子供達の脱穀が白銀幼稚園https://youtu.be/FiV7GWIlZUsをラストに終了し
ました。富陽小学校5年生https://youtu.be/Ex_CTYOvtwQそしてとくの幼稚園
https://youtu.be/BQi3S_D-9-s、藤蔭幼稚園https://youtu.be/7eNNwei9SKE
扇が丘幼稚園http://koyo.hayashisanchi.jp/2016/10/post-1983.htmlと脱穀
をして来ましたが毎年のことですが全部無事終わるとホッします。これで天気
予報と睨めっこの日々から開放されます。子供達の米作り体験は、ここまです。
そして次の籾摺りは、林さんちで行います。

 その籾摺り風景がこちら→https://youtu.be/pFkTr3xvBr4 見てもらうと分
かりますがとにかく大変です。林さんちの足踏み脱穀して収穫した籾には、ワ
ラがたくさん混じっています。中には、穂のままのモノまであります。林さん
ちの稲刈り機械で収穫した籾には、ほとんどワラは混じっていません。それく
らい現代の機械の選別能力は、高いのです。しかしこれでも初期の頃に比べる
とずいぶん綺麗な籾になったのです。最初は、足踏み脱穀さえすれば綺麗に籾
だけが取れると思っていました。ところが取れたのは、籾と大量のワラとワラ
付きの穂です。これを籾摺り機に通そうとして林さんちのいつも作業で籾摺り
用の籾タンクに入れたら詰まってしまいまったく出て来ない。さらになんとか
出しても籾摺り機の投入口に詰まってしまって作業が出来ない。

 さすがに社員の皆さんからの大苦情で翌年から「篩(ふるい)」でまずは、
粗くワラと穂を選別。さらに唐箕で風でワラやクズ米を飛ばして選別するよう
にしました。これでもまあまあ綺麗になったのですが篩の数が足りずに事前の
選別が甘いことに気づきました。そこで篩を増やそうと買いに行くとなんと1
個7千円!もする代物でした。しかもそんなに売っていない。2、3年かけて
ようやく十分な数を揃えることが出来ました。それでも脱穀出来た籾には、ワ
ラや穂が混じっていて籾摺り機を詰まらせるのです。いったい昔のお百姓さん
は、どうやって脱穀して籾摺りをしたいたのでしょうか?

 足踏み脱穀をしても篩をかけても穂のままの籾がたくさん残ります。これを
全部を手で脱穀していたのでしょうか?それとも林さんちの足踏み脱穀の方法
が間違っているのでしょうか?たった百年前のことなのに謎なのです。そして
籾摺りに関しては、「一升瓶に入れて棒で突く」「すり鉢と野球ボールでゴリ
ゴリ」とやってみたのですがとてもじゃないけど大量には無理です。だから籾
摺りに関しては、林さんちの機械でやっているのです。ただ昔の人は、いった
いどうやって籾摺りをしていたか?人力や牛そして水車で木臼や土臼を回した
り杵で搗いて籾摺りをしていたそうです。そんな気の遠くなるような作業をし
て玄米にしていたのです。

 石川県は、加賀百万石。1石=150キロで計算すると250万俵になりま
す。林さんちが機械でもヒーヒー言って籾摺りして出来る玄米がたったの、わ
ずか3,700俵!これを全部人力でやっていた昔のお百姓さんは、きっとス
ーパーマンだったのでしょうね。さらに精米に至っては、林さんちでも手に負
えないので農協の精米所にお願いしています。これでようやく餅つきをして美
味しいお餅として口にすることが出来ます。昔のお百姓さんに畏敬の念を持ち
つつ毎年食べています(o^-^o)

             平成28年産       新米発売日
宇宙米          24袋/31袋  77%   9月21日
超普通じゃないコシヒカリ 214袋/280袋  76%   9月16日
女王さまミルキークィーン 274袋/322袋  85%   9月16日
普通じゃないコシヒカリ  274袋/353袋  78%   9月 7日
普通のコシヒカリ     434袋/525袋  83%   9月 7日
普通にミルキークィーン  87袋/105袋  83%   9月16日
ハナエチゼン       227袋/315袋  72%   8月17日
ひとめぼれ        358袋/420袋  85%   8月29日