7月11日に気温36℃を記録した石川県です。しかし稲の生育は、昨年より3~5日遅れです。まあこれでも以前から比べるとずいぶん早いのですが少なくとも今年は、お盆明けからの稲刈りとなりそうで助かりました。昨年は、8月14日からの稲刈りでまったく盆休みがありませんでした。しかしお盆前に片付けねばならないこと山積みです。




  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
宇宙米          ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通にミルキークィーン  ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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1.今週の林さんち・・・今年のお盆は、ゆっくりできそうです

 昨年の林さんちの一番打者ハナエチゼンの稲刈り開始は、なんとお盆の真っ只中の8月14日でした。稲刈りの予定日は、稲の穂が揃う「出穂日」から32~34日とされています。昨年の出穂日は、7月11日でした。計算するとお盆前には、稲刈りしなくていけないと判明。これは、大変とお盆休みを8月上旬に設定しました。7月後半から8月前半は、地域の祭りや消防の県大会があったので私にすれば休む間もなく稲刈りに突入でした。社員さんには、キッチリ1週間のお盆休みを取ってもらいました。でもお店とネット通販は、休み無しなので結局、私のお盆休みは、8月11日のみ。かなりハードなお盆を過ごしていました。





 ところが今年のハナエチゼンは、幸いなことに出穂が昨年より3~5日遅れています。これって昨年より気温が低かったということです。でもここのところの猛暑を考えるとそんな感じがしないのですが稲は、正直なので体感より涼しかったのでしょう。稲刈りは、8月17日ごろからか?と予測しています。そうなるとしっかり今年は、お盆を休めそうです。お盆休みは、春から初夏にかけての農作業や地域の行事と消防の大会を全て終えて、今度は、稲刈り、餅つきと後半戦への切り替えの時間です。昨年は、これが無かったので精神的にも体力的にも辛かったです。




 ただこんな年に限ってもうハナエチゼンの在庫が危ないです。昨年来なぜか取引先から価格の安い早生品種の引き合いが多いのです。新米が収穫出来るまで在庫を確保しようと計算して販売したはずでしたが少し売り過ぎました。どうも他の農家さんが安い価格帯のお米じゃなくて補助金のもらえる飼料米に移行した結果、主食用が足りなくなったと想像されます。でも今までもそうでしたが補助金は、いつか切られます。だから林さんちは、ちゃんとお客様の方を向いて米作りをしようと決意をあらたにしました。




2.稲刈りしてみないと分からないのでドキドキしています

 稲刈りまでカウントダウンが始まったのですが今年最大の懸案事項が「乾燥施設」です。2千万円を投入して乾燥機4台、籾搬送コンベア、籾張込ピットを更新しました。ところが30年ぶりの今回の更新で一番の変更は、籾張込ピットです。




乾燥機の更新が終了しましたがピットに懸案事項が残りました
http://koyo.hayashisanchi.jp/2017/03/post-2122.html



 以前は、籾張込ピットは、地下式で籾を積んで来た軽ダンプと軽トラックに付けた「トラックコンベア」で籾を四角い穴に入れると昇降機が乾燥機に張り込んでいました。この場合は、四角い穴の上に車を寄せるのは、容易なことでした。ところが今回は、据え置きタイプに切り替えました。以前のような地下式は、今では、一般的ではなく据え置きタイプの方が能力が高いからです。しかしこの据え置きタイプに車を寄せるのがかなり難しいと判明しました。




乾燥施設のピットの設計に悩んでいます
http://koyo.hayashisanchi.jp/2017/06/post-2223.html



 本来、この据え置きタイプは、大型ダンプやフレコンという大きな袋に籾を入れて上から入れる装置です。ところが林さんちでは、農道が小さいので軽ダンプや軽トラックしか使えません。軽ダンプや軽トラックで籾を入れようとするとかなりギリギリまで車を寄せる必要があります。しかも軽ダンプと軽トラックでは、構造が違うので寄せる距離が違います。困ってしまい車止めを2段階にしようか?といろいろと試行錯誤。でも2段階の車止めを軽ダンプと軽トラックで使い分けるのは、かなり危険です。あまり運転の上手でない女性社員やバイトくんが運転する場合もあるからです。しかしそれでも寄せ切れず籾を受けるゴム板を追加することにしました。




乾燥機施設の最大のネックの張込ピットを仕上げました
http://koyo.hayashisanchi.jp/2017/07/post-2241.html



 そして稲刈り本番まで1ヶ月近くになってようやく乾燥施設の業者さんがゴム板を取り付けてくれました。ゴム板を付けて軽ダンプと軽トラックを寄せてみるとなんとか上手く行きそうです。しかも車止めも一つで上手く行きました。ところがこのテストも実際に籾を積んでいないので重量で車高が下がる分や籾が実際どの程度の速度で張り込めるかは、やってみないと分かりません。一番最初の稲刈りでの張り込みが今からドキドキものです。ここで失敗したら稲刈りがストップしてしまいます。上手く行くことを祈るばかりです。



            平成28年産       新米発売日
宇宙米           5袋/31袋  16%   9月21日
超普通じゃないコシヒカリ  1袋/280袋  0%   9月16日
女王さまミルキークィーン 72袋/322袋  22%   9月16日
普通じゃないコシヒカリ  88袋/353袋  25%   9月 7日
普通のコシヒカリ     55袋/525袋  10%   9月 7日
普通にミルキークィーン   9袋/105袋  9%   9月16日
ハナエチゼン        3袋/315袋  1%   8月17日
ひとめぼれ        22袋/420袋  5%   8月29日