世の中がゴールデンウィークに突入しています。でも林さんちは、田植え全
開中でそれどころでありません。それでも昔と違い少しだけゴールデンウィー
クの雰囲気を味わえるようになって2日だけ休む林さんちです。田植えもどん
どんと進んで来たので田んぼの水周りが増えています。これからが植えた苗と
育苗ハウスの苗の管理が重なって大変な期間がしばらく続きます。

     雨の日の田植え動画→https://youtu.be/ekhYquGImIw
     水周り初日バイク車載動画→https://youtu.be/CofdnHxlg7M

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満
宇宙米          □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

1.今週の林さんち・・・高級雨合羽を購入して失敗でした

 田植えでどうしても避けられないのが雨。今でも思い出すのも嫌になる雨は、
平成5年の冷害の時の田植え時期の雨です。来る日も来る日も雨、、しかも冷
たい雨で凍えながらの田植えでした。さらにその田植えの1ヶ月前にバイクの
レースで転倒、後続車にはねられて背中の肋骨を5本を折ったばかりでした。
これが、冷えてさらに痛い。そして当時の田植え機が、今の高性能な田植え機
とは、まったく違って「遅い・重い・壊れる」の三拍子が揃っていました。操
作もほとんどマニュアルで痛い身体で必死に操っての田植えです。今の田植え
機は、ハンドルを回すだけで自動的に植えて行く優れもので当時にこれがあっ
たらと何度も考えます。そして冷たい雨の中、身体が冷えるので防寒着を重ね
着しているので痛い身体がさらに自由が利かずにさらに痛くなる悪循環でした。

 もうあんな思いは、したくないですがやはり田植えでの雨は、避けられませ
ん。雨が降ったからと言って田植えを休んでいたらいつまで経っても終わりま
せん。そんな雨の中の田植えが4月28日にありました。ところが私の永年愛
用の雨合羽のお尻に穴が空いていました。天気予報どおりの雨だったので前日
に作業服屋さんに雨合羽を買いに行きました。いろいろと最近は、高機能なモ
ノが並んでいて迷いました。その中で一番高い4,900円の雨合羽をチョイスし
て購入しました。「高い=良い」という方程式に倣ったのです。しかしこれが
良くなかった。高い透湿性をうたったその雨合羽は、蒸れないけど肝心な雨が
染み込むのです。しかも購入して社員に見せた途端に「あ!これ以前、購入し
てダメやったヤツだ」とすぐに言われる始末です。

 そんなこと言われても他に着るモノがないので雨の中さっそく着て田植えを
開始しました。そしてさらに分かったのですがこの最高級品雨合羽には、お粗
末な帽子しか付いていないのです。襟に収納できるオシャレなその帽子は、顔
をまったくカバー出来ずに冷たい雨に晒されての田植えを余儀なくされました。
そして導き出された結論は、1,900〜2,900円の間の価格帯の雨合羽が一番良い
と言う事でした。まあ高い買い物でしたが教訓になりました。そしてずぶ濡れ
にながらの田植えでしたが最近は、それでも本当に楽になりました。それは、
側条肥料散布機の素晴らしさです。林さんちの多くのお米でこの田植え機の側
条施肥機での肥料散布を行っています。

 この施肥機が以前は、すぐに詰まったのです。特に雨の日は、よく詰まって
ずぶ濡れになりながら田んぼに入って泥だらけになって分解しての修復は、本
当に辛い作業でした。しかも雨の中、濡れながらの作業なので結局また詰まり
ます。そんなアリ地獄のような田植えから開放されたのは、15年ほど前に、
送風機が施肥機に取り付けられて詰まりを軽減してからです。その後にエンジ
ンの排気熱を使ってドライヤーで乾かしながら散布する装置が付いてからは、
絶対に詰まらなくなりました。肥料も多少濡れてもタンクの中で乾くのでまっ
たく問題なし。昔は、肥料補給の際は、傘を差して行っていましたがそんな心
配無用です。私の雨合羽にもドライヤーを付けて欲しいものです(* ̄▽ ̄*)

2.兼業農家さんがいるからこその日本農業と考えます

 ゴールデンウィークは、私の田植えチームは、作業請負のお客様の田んぼを
周ります。いわゆる兼業農家さんと言われる方達ですが最近は、めっきり数が
減りました。大規模な農業法人へ農地を移行しようという国の施策もあります
がそれ以上に高齢化が進んでいると感じます。昔は、かなり長い期間、作業請
負の田んぼの田植えをしていたので大変でした。お客様1軒1軒の品種、肥料
農薬が違うのでその切り替えにとても時間がかかるので効率が著しく落ちます。
さらに多くが高級住宅街に点在する田んぼなので田植え機の移動によって落と
す泥の片付けに時間がかかります。30年ほど前は、気にもせず泥を道路に撒
き散らしていたのですがある時、通りすがりのオジサンに泥を片付けろ!と叱
られてからこりゃマズイなと気づき一生懸命片付けています。
そんな市街地田植えの様子の動画https://youtu.be/AlhDRPkLLx0

 林さんちの泥を片付ける道具は、除雪スコップです。以前は、アルミのスコ
ップを使用していましたが高価なうえにすぐに磨り減ってしまうのです。そこ
で除雪スコップなら安価だし軽いので使い始めました。ところが除雪スコップ
なので冬場しか手に入らず困っていました。しかし昔ながらの金物屋さんに年
中在庫してあることを発見。しかも磨り減った部品の交換まで可能というお店
です。この除雪スコップをトラクター、田植え機、コンバインと言った田んぼ
の泥を道路に撒き散らす機械を使う際には、必ず持参して行っています。でも
この除雪スコップも万能なわけでは、ありません。田んぼを出てからダラダラ
と泥を落とし続ける田植え機を追っかけてスタッフがずっと泥片付けするはめ
になります。

 そこで私は、市街地での田植えの際は、一度田んぼの横の道路でバックをし
てから一気に加速して泥をなるべく落としてから減速して次の田んぼに向かい
ます。これは、トラクターでもコンバインでも同様です。まず田んぼの横の道
路なので落ちた泥をすぐに田んぼに戻せる。そして地主さんの田んぼの横なの
で多少泥で汚れても苦情が来ない。この2点で採用している方法です。ところ
が田んぼを出てすぐに住宅街の道路を走り始めると他人様の玄関を汚すことに
なり苦情が来ます。以前、田植えの時の長靴に付いた泥の足跡でも苦情が来て
菓子箱を持って謝りに行ったくらいです。自分の身になってみれば分かると思
うけど玄関先を泥足だらけにされたのでは怒るでしょうね。でもそのお宅とは、
その1件以来仲良くやっています。

 作業請負のお客様の田んぼで困るのが田んぼの入り口のスロープです。多く
のスロープがあっても良くないのです。林さんちの田んぼには、必ず立派な
スロープを作ってあります。それは、そこそこ大きいトラクターやコンバイン
が出入りするのといちいちアルミブリッジをかけていたのでは仕事にならない
からです。ところが多くのお客様が所有するトラクターは、小さいので大きく
なくても良いのです。さらに設置してあるスロープが実は機能していないこと
に気づいていない場合もあります。せっかくあるスロープなので利用して田植
えの後に脱出しようと試みては、ハマってしまうこともしばしばです。そうな
るとアルミブリッジをかけて上がります。

 ところが思いっきり田んぼにめり込んだアルミブリッジを引き揚げるのが至
難の業。そして揚げたアルミブリッジの泥を洗う用水が住宅街は、暗渠用水で
無い。もう私もスタッフも全身泥だらけでの田植え作業になります。それでも
多くのお客様から感謝の言葉とお菓子と飲み物まで頂きます。兼業農家がどん
どん減って来ましたが日本農業を支えているのは、その兼業農家の人たちでも
あると考えています。いつまでも田んぼがある街であることを願って奮闘して
いますo(^o^)o

            平成27年産       新米発売日
宇宙米           0袋/25袋   0%   9月23日
超普通じゃないコシヒカリ 111袋/292袋  38%   9月23日
女王さまミルキークィーン 77袋/225袋  34%   9月23日
普通じゃないコシヒカリ  161袋/361袋  45%   9月12日
普通のコシヒカリ     184袋/568袋  32%   9月 7日
普通にミルキークィーン  44袋/105袋  42%   9月26日
ハナエチゼン       164袋/350袋  47%   8月19日
ひとめぼれ        111袋/455袋  24%   8月28日